分譲賃貸マンションか、それ以外か

こんにちは、アスシア不動産です。

今回は、お部屋探しをする上での知識として、

分譲』『賃貸』はどこがどう違うのか?

分譲なのに賃貸?賃貸なのに分譲?

といったところを掘り下げてみたいと思います。

分譲マンションっぽい画像載せときます。

今更ながら分譲マンションって?

そもそも『分譲マンション』ってなんでしょう?

自宅マンションのポストに募集チラシが入っていたり、

街中の看板やら、駅のホームで見かけますよね?

『20○○年〇月○○エリアに誕生!』

みたいなキャッチコピーは目を引きますね。

分譲マンションとは、

該当マンションを1住戸ごとに区画を分けて販売することを指します。

購入をした方は、マンションの所有者になりますが、

分譲マンションの所有者のことを『区分所有者』と言います。

区分所有者になった人は、マンションの管理組合の規約の範疇であれば

自由にお部屋を使うことができます。

マンション購入後に内装業者にお願いして、

自分好みのお部屋にすることも可能です。

(※もちろん限度はあります)

なので、同じマンション内であっても、内装は全然違う!

なんてことが多いです。

分譲賃貸とは?

分譲マンションはマンションの一室を購入することと記載しましたが、

分譲賃貸ってなんでしょ?

購入するマンションなのに賃貸なの?

まあ、、。説明するまでもなく。

分譲マンションを賃貸に出すことです。笑

分譲マンションが賃貸として募集が出る理由の一つとして、

そのお部屋のオーナーが住戸として住んではいたものの、

海外転勤や、地方転勤などで住めなくなってしまった場合です。

こういった場合の分譲賃貸の募集には定期借家契約が用いられる場合があります。

定期借家契約』って?なになに?知らない、、

そんな人は、こちらの記事をご覧くださいww

↓↓↓

賃貸借契約の種類

こんにちは!アスシア不動産です。 今回は賃貸借の種類(居住用建物)について解説していきたいと思います。 以外に知らない定期借家契約のルールやあまり目にしない民法…

簡単に言えば、オーナーが留守の期間限定で

賃貸に出しているお部屋です。

例えば、『定借3年

この契約条件ですと、3年間は住めることが保証されていますが、

3年以降に関してはオーナーが帰ってくるまで、

という契約になります。

もちろん『来週帰るから出て行ってね!』

なんて無茶なことは言いませんw

何ヶ月か前には、定期借家契約終了の通知が来ますので、

一定の猶予の上で、再度お引っ越し先を探しましょう!

定期借家契約にはメリットもあります。

そもそも、一時的に貸し出す契約なので、

周辺の家賃相場よりも安く設定されている場合があります。

定借2年だけど、、安い!』

『どっちにしろ2年で引っ越す!』

なんて方には、相場以下の家賃で

分譲マンションのお部屋に住むことができます。

分譲マンションのお部屋って、オーナーさんのこだわりが詰まったお部屋なので、

内見してても面白いです!

そして扉の重厚感がすごくて重い!笑。

投資用分譲

このタイプの分譲マンションは普通借家契約の場合が多いです。

自分自身が住むわけではなく、不動産投資として購入した

分譲マンションを賃貸に出し収益を得ています。

分譲マンションでも1Rだったり1Kだったり、

シングル向けの間取りの分譲は投資用で購入されるケースが多いです。

契約時に契約書の貸主欄を見ると、遠くに住んでる方の個人名だったりします。

賃貸マンションとの違い

分譲マンションは、購入をして自己所有になりますので、

長期的に老後まで住む方が充実して生活を送れるように

設備が充実していたり、共用部分が充実していたり。

近隣の音が聞こえないよう防音に力をいれて施工されています。

細部まで拘った造りや、重厚感ある外観は分譲マンションならではかな?

と、個人的には思います。

マンションを購入する決心はつかないけど、

いいお部屋に住みたい!

なんて人には分譲賃貸マンションはピッタリではないでしょうか。