賃貸物件でDIYは可能か

こんにちは、アスシア不動産です。

今回は、DIYを賃貸物件でやっちゃおうの話です。

気に入った物件が見つかっても100%理想の物件とはなかなかいかないのが現実というものです。

もし、『私の部屋は1000%理想の部屋だ!』と言い切れる方は、そっとこのページを閉じてください。

いや、、、閉じないでください。。泣

住み始めた時は確かに理想のお部屋だったかもしれませんが、

長い間、住んでいると変わり映えしないお部屋に飽きてきてしまっていませんか?

そんな時こそ、レッツ DIYです。

DIYってそもそも何?

DIY(ディー・アイ・ワイ)とは、素人(専門業者でない人)が、何かを自分で作ったり修繕したりすること。

英語のDo It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語。

https://ja.wikipedia.org/wiki/DIY

つまり、、、

お店で既製品を買ってきたり、プロにお願いして作ってもらったりせずに

自分の手で作るということです。

今は、TVでも良く耳にしますし、プロ顔負けの腕前を披露する芸能人もいるのでDIYは身近なものですね。

ちょっと前までは『日曜大』という言葉がそれに当たったような感じがします。

会社がお休みの日曜日に、お父さんが頑張って庭先で、のこぎりやトンカチで何か作ったりしてました。

賃貸物件でDIYは可能か?

賃貸マンションでは『原状回復義務』があるため、借主がお部屋に手を加えることは認められないのが一般的です。

逆に言えば、原状回復できる範囲であれば一般的な賃貸物件でもDIYは可能ということです。

原状回復と法改正

こんにちは、アスシア不動産です。 今回は建物の賃貸借におけるトラブルが最も多い 「退去時の原状回復」について書きます。 退去時におけるクリーニング費用、内装工事等…

現状回復費用の目安はどのくらい

こんにちは!アスシア不動産です。 今回は現状回復費用の目安について解説していきたいと思います。 シングルタイプの狭めのお部屋からファミリータイプの広いお部屋まで…

  • 壁に画びょうで留める。
  • マスキングテープで壁の模様替え。
  • リメイクシートで壁や床を替える。
  • 留め具を使わない棚を作る。
  • 突っ張り棒固定式のもの。

このくらいであれば、借主自身で元に戻せますしお部屋に影響がないので認められます。

近頃では、DIY用の家具なんてのもお店で売っていたりします。

突っ張り式で壁全面に2×4の棚や壁を固定することもできます。

自分で作った壁に何をしようが自由ですから、

TVを壁に固定したり、好みのインテリアに替える自由度は一気に広がります。

もちろん、お部屋に影響を与えない家具などは自分で作ってしまってもいいですね。

なかなかぴったりサイズの既製品がない、好みのデザインがないなんて時こそDIYです。

でも、もっと大規模に自分好みにお部屋を改造したい!

そういう方には↓↓↓

近年、借主がお部屋に手を加えることができる『DIY型賃貸借』が登場しました。

DIY型賃貸借とは

DIY型賃貸借』とは、大家さんと借主の間で契約の上、

リフォームやリノベーションが認められた物件です。

築古物件でなかなか借り手が付かない。

長い間、空室が続いていては大家さんも困ります。

物件に長く住んでもらいたい大家さんと、自分好みの部屋に住みたい借主。

両方にメリットがある契約。それが『DIY型賃貸借』です。

ですが、何でもかんでも認められるわけではありません。

「やったー!自由にDIYができる!」と言って、

壁ごと壊して使用不可能にされたら大家さんもたまったもんじゃありません。

そういうトラブルを防ぐためにも『DIY型賃貸借』特有の契約をすることになります。

借主から、こういうDIYをしたい、リフォームをしたい。またはリノベーションまでしたい。

という意向を伝え、大家さんとの折り合いを合わせたうえで、合意契約を締結します。

DIY型賃貸借』は大家さん側にも大きなメリットがあります。

前述した、築古物件でも借り手が付きやすいことに加え、

退去時にも大家さんはリフォーム不要です。

借主が借主の費用で好きに替えたお部屋は魅力的なお部屋に生まれ変わっているかもしれませんからね。

もちろん、クリーニングは必要ですよ!

まとめ

理想のお部屋って本当に人それぞれだと思います。

全面本棚のお部屋で本に囲まれて暮らしたいとか、

人とは違った個性的なお部屋にしたいとか、

通常の賃貸物件では叶わない場合もあります。

そういったときは、一度不動産屋さんに相談してみてくださいね。